議会事務局の総務という仕事(その1) | 隣の公務員

議会事務局の総務という仕事(その1)

こんにちは!福井市役所の西澤ハム太です。

さて、私は議会事務局の総務(福井市では庶務課といいます。自治体によって、庶務といったり、総務といったりします)に配属されて、早4年目となりました。

一度このあたりで、自身の仕事を「仕事辞典」に書くことで、誰かの役に立てばと思い、筆(PC)に向き合ったところです。

庶務ってどんなことをするの?

ここが一番、謎なところですよね笑

一般的に総務(庶務)というと、所属しているセクションの予算決算の管理から、消耗品や備品の発注などを行なっているイメージでしょうか。

議会事務局の総務の大きな特徴は、対象が議員または議員が関わる場所であるというところです。
一般的な部署であるなら、予算についても「市町村」が行う事業について整理し、企画し、実行していくと思います。


一方、議会の場合は、予算といっても、何か事業を実施するためのものではありません
例えば、議会運営を行うために必要な消耗品や、議会での審議結果を市民に広報するための費用、議事録の作成にかかる費用、視察にかかる旅費(今はコロナ禍なので視察の再開はしばらく先でしょうか)、議会図書など議員と議会に関わる内容となっています。

また、議員には政務活動費(地方自治法第100条)を交付することができ、各自治体では議員に対し、自治体の運営に関する調査研究や住民からの意見徴収などを目的として、必要な費用を交付しているところもあります。もちろん、これらもすべて議会事務局の予算として計上されており、財源は住民のみなさんからの税金です。

このように、対象が議員や議会となったことで予算内容がまるで違っています。その2以降では、総務が担っている仕事の1つ1つを少し掘り下げて書いていきたいと思います。

もちろん私の分かる範囲でという条件つきですので、「これ違うんじゃない?」という点あれば、コメントよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人:ハム太
ハム太

福井市役所のハム太です。 自治体職員には、可能性しかないと信じています。家庭と地域と地球を大事にしたいです。

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