時間休をとってみよう | 隣の公務員

時間休をとってみよう

時間休を取得しよう

みなさん、「時間休」って知っていますか?

自治体によっては、部分休という名前かもしれません。

公務員の福利厚生を語る上で、「休みが取りやすい」という表現を目にします。職場の環境や仕事の内容にもよりますが、おおむね本当だと思います。
その中で、今回は「時間休」をとったほうがよいとオススメする理由を3つご紹介します。

  1. プライベートの時間を自由に作ることができる
    「今日は早く帰ってリラックスしたい」
    「趣味に没頭したい」
    「会いたい人がいる」

    公務員は機械ではありませんので、いろんな欲求が他の職種の方々と同様、生まれてくるものです。職務中はもちろん業務に専念することは当然ですが、プライベートの時間を作り出すことで、仕事の活力にすることも私は大事だと考えています。

  2. 自己研鑽の時間を作ることができる
     本を読んで知識や見聞を深める、体力を向上させる、職場外の人的ネットワークをつくるなどなど、人間その気になれば、いろんなやり方で自分を高めることができます。
     仕事も大事ですが、自分と向き合う時間を作ることが、その人の人生をより豊かにするためには、とても大切だと思います。
     人生よい日もあれば、全て投げ出したくなる日もあります。そんな時、自分を見つめなおし、リスタートできる機会がしっかりと保障されている公務員はとてもありがたい職業だと思います。

  3. 家庭の時間を作ることができる
     仕事で自分の代わりになる人がいても、家庭ではその代役はいません。公務員の仕事は専門的なものもありますが、多くはチームで動いているため、欠員が出れば、必ずそれをカバーして、行政サービスの質が落ちないようにしなければなりません。
     家庭では、前述のとおり代役はいませんから、必ずその人が動かないと、事が進みません。
     この記事を書いているときに私は3歳の娘の父です。
    我が家は共働きですので、妻と協力して、保育園の送り迎えをしたり、家庭内では1分1秒を惜しむように、せっせと家事育児をしています。(というかしないと、生活できない・・・)
     独身のときは家庭の時間といっても、あまりピンときませんでしたが、今はこの時間が何より大切です。

いかがでしたでしょうか。

時間休は人生を豊かにする上でとても大切なものだと思います。

とはいえ、この権利が認められている背景も忘れてはいけません。

 「全体の奉仕者」「地域のプロデューサー」「まちの黒子」として、業務に日々全力を注ぐためです。
 ただ休みをとるだけであれば、民間会社さんであっても、できることかと思います。
 職員が万全の状態を保てるよう、保障されている背景には、常に住民の皆さんの支えがあることを忘れたくないものです。

「時間休」を上手に活用して、常に自分を循環させていきたいですね。

この記事を書いた人:ハム太
ハム太

福井市役所のハム太です。 自治体職員には、可能性しかないと信じています。家庭と地域と地球を大事にしたいです。

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