自分もまわりもうまくいく!公務員女子のおしごと帳 | 隣の公務員

自分もまわりもうまくいく!公務員女子のおしごと帳

みえさんの本は、その人柄と同じように、あったかい。まるで、若手公務員女子みんなの、職業人生における母のように。


これまで、男性公務員が公務員に向けて書いた公務員本は、数あった。
彼らの言葉は、力強く、公務員は可能性に満ちていると教えてくれる。
そんな言葉を誇らしく思いつつ、同時に息苦しさを覚えていた。


だって、私にはできない。
だって、彼らが活躍している間、家事や育児は誰がしているの?


そんなひねくれたことを思ってしまう。


でも、みえさんの本は違った。同じことを言っていても、伝え方が違うだけで、言葉を発する人が違うだけで、こんなにも響き方がちがうのかと驚いた。素直にそうだな、と思ってしまう。

たぶん、根底にあるのは、できない人への共感なのだと思う。できない人を否定しない。うまくいかないこともあるよね、と寄り添ってくれる姿勢だ。
だからこそ、励まされ、そしてちょっとがんばってみようかなと思える。

この本は、全てのがんばり屋さんに対する優しいエールだ。

 
タイトル 自分もまわりもうまくいく!公務員女子のおしごと帳
著者 村川 美詠
出版社・掲載メディア 学陽書房
概要 長崎県諫早市職員の村川美詠さんの著書。
オンライン市役所の図書室では、男性からも女性からもダントツ人気の「公務員本」です。
特筆すべきは、悩める公務員に優しく寄り添う姿勢。
私自身、この本や美詠さんの言葉に何度も励まされ、背中を押していただきました!
この本の第一章は、自分を大事にすることがテーマです。
悩める公務員女子はもちろん、がんばりすぎて疲れてしまった男性公務員にもおすすめです。
関連URL 自分もまわりもうまくいく!公務員女子のおしごと帳
この記事を書いた人:編集長
編集長

隣の公務員管理人、キャリアコンサルタントです。スーパー公務員でもなんでもない普通の公務員を10年間、全うしました。令和4年3月に外の世界を見てみたいという謎の理由で退職。4月より子育て支援系スタートアップで経験0から人事に奮闘中。今、一番欲しいもの:有給と賞与と人事の能力。

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