仕事と育児とヤリタイコトと

こんばんは。はっちーです。今日は前回に続いてライフ・ワークそしてコミュニティ・バランス的なお話をしようと思います。

子どもが出来て、妻が産後の肥立ちも良くない中で必死に我が子に向かい合うのを見て、うちの市での男性職員2例目となる育休を取ることにし、その甲斐あって子供の決定的瞬間(初めて寝返りしたとか)に立ち会うことが出来、一時は手術しかないと言われた妻の乳腺炎を完治させることもできました。

当たり前のことですが「やっぱり家庭が一番やな」と改めて感じました。

新生児期を乗り切ったとて育児は始まったばかり。ちゃんとミルク飲むか、歯はちゃんと生えるか、誤飲しないか、立ったら立ったでこけないか、ちゃんと離乳食を食べるか、インフルエンザにならないか、発育は悪くないか・・・成長とともに悩みが変わっていくだけで、悩みがなくなることはない。

幼児になったらちゃんとお友達と仲良くできるか、トイレトレーニングは順調か、絵や字は人並みにかけるか。児童になればちゃんと学習できるか(←イマココ)、今後も進路のことや恋愛のこと、SNSのこと、ゲームのことなどやはり悩みは尽きないでしょう。

子育てに悩みがない。それは子どもに興味がないと同義ではないかと思うくらい次から次に悩みや課題は出現する。

そこでした決断は「この子がうちに生まれてきて良かったって心から思えるように、自分が納得いくまで目いっぱい育児をしよう」ということでした。

でもそれは同時に一つのモデルを諦めることにもなったかと思います。これまでの記事で書いてきたように平成21年夏に体調を壊して以来、何とか役所を変えたいと時に空回りしながらも努力してきたつもりでした。出来る出来ないは別にして目指してきたのはいわゆる「スーパー公務員」というモデル。

平日のお昼は一般の職員以上に仕事で成果を出し、休日には自主研や勉強会・地域での活動に力を入れ、庁内外に物凄い人脈を持ちその人望と行動力で役所に横ぐしどころか外とも真の意味での市民協働をして地域を潤し、本を出版したりする方たち。ここの読者の方たちであれば何人か思い浮かぶであろう「特機戦力」的な方たちです。

育休を経験するまではいつかはそんな風になりたいと目指してきたものでした。けど、「目いっぱい育児をしよう」と決めたことで、自分の中心は完全に家族になりました。

平日帰ってきたら、一日見てくれていた嫁に変わってお風呂に入れ、夕食の支度を一緒にし、ご飯を食べたら子どもが寝るまで遊んで、20時には寝かしつける。寝た後は一日の様子や心配事、健診や予防接種の日程などを嫁と確認、22時頃まで嫁との会話に時間を使って、24時頃までの時間だけSNS触ったりゲームしたり。それで一日はだいたい終わり。土日は健診などあれば欠かさずに車を出して同行し、なければ一日中子どもと遊んだり、すこし大きくなれば公園行ったり、イオン行ったり、旅行行ったり、自転車の練習したり。土日の方が大変で炎天下の公園とか一日おったらこっちがクッタクタ。土日使って地域に出てなんて時間は一切ありませんでした。まあ、せいぜい平日夜のゲームの時間を読書に置き換えるくらい。

ただ、年に一回業務改善の全国大会だけは行きたい。それだけくらいでした。

育児には終わりがないので、先週遊んだから今週パパは勉強会に行ってくるねとかにはならない。子供にとっては今週は今週のかけがえのない土日。来週は来週でまたかけがえのない土日。

一日は24時間しかなく、一年は365日しかない。それはみんな平等。その時間をどう使うか。子どもに背中を見せて。それも立派な育児だと思う。けど僕は、納得してとことんまで時間を子どもと家族に使うことにした。

おかげで初めて寝返りをうった、初めて言葉を発した、初めて立った、日々すくすくと成長していく我が子の決定的瞬間を何度も目撃することができた。また、ちょっとした表情やしぐさで調子が悪かったりおなかが空いていたりなども見分けることが出来るようになったし、大きくなれば寝かしつけの時間に悩みを打ち明けてくれたりもするようになった。

その間、何度も勉強会とかのお誘いも断った。めっちゃ行きたい講座や会いたい人も沢山いたし、レベルアップしていく同年代の友人たちを見て焦りもあった。けど、そうはしなかった。

この生き方を選んだ時点で「特機戦力」的なスーパー公務員への道は諦めたと言っていいかもしれない。けど一個だけ自信を持って言えるのは、どんなすごい公務員の方よりも「我が子のことについて」だけは誰よりも理解も愛情も深いと思ってるし、子どもからの信頼も厚いと思ってる。

出生から卒園くらいまでその姿勢を貫いてやってきた。ただ最近は状況が変わってきた。昨年4月に子どもが小学生に上がり、親との関係よりも友達とか社会との関係に重きを置くタームに入ってきた。と同時に、自分がやってる地方公務員という仕事にも興味を持ってくれるようになった。パパは道路管理してるとか、パパは子どもたちのお医者さんのお金を計算してるとか言ってくれるようになった。

これはひょっとしたら育児をしながらでも、改めて「公務員の高み」を自分なりに目指せるのではなかろうかとちょっと前からむくむくと思い立ち、よんなな会に子ども連れて参戦したり、せんたまを立ち上げたり、子どもが平日寝てからオンラインでの勉強会に顔を出すようになったり、ヤリタイコトともリンクできるようになってきた。

とはいえ、娘が小学校に上がるまでの7年間。ずっと地域をつないできた人たちや、勉強会で幾重にも自分磨きをしてきた人たちとは埋まらない差はあるだろう。いや、無いと不公平や。その人たちはそれだけ努力を積み上げてきたんやから。だから、僕が本を執筆するってレベルにはならんかな~とは思う。

けど、みんながみんなやりたいことだけ出来るわけではないし、出産、育児、介護、病気などやりたくてもできない事情を持つこともあるだろう。

だから、僕は自分なりのロールモデルというか。思いっきり育児やった人でもここくらいまでなら出来るよってモデルになりたいなあと思います。

マジンガーZやゲッターロボ、ガンバスターやエヴァンゲリオンのような一機で戦局を変えられる「特機」でなくとも、一般兵の乗る「量産機」よりちょっとだけ火力の大きい「隊長機」、願わくばエース級の乗る「専用機」くらいになれるよっていうロールモデルに。

自分で納得して選んだ生き方。そして他の記事でも書いたその中での「現在地」。まあまあやれてるかな(^▽^;)現在までの結果にも満足してるし、時間の使い方に悔いはない。

これからも家族に軸足を置きながらやけど、自分なりに高みを目出していきたいな~って思うし、あんだけ家族に時間使ってるあいつであれだけできるならオレかってもっとできるやん!ってそんな形の道しるべになれたら嬉しいな~なんて思います。

いや~、今回も長くなってしまいました。ライフ・ワーク・コミュニティバランスって書いたけどワーク全然でてけーへんかった(笑)ではまた~(^O^)/


この記事を書いた人:はっちー

はっちー

貝塚市の八野(はちの)と申します。お気軽に「はっちー」と呼んでいただけると喜びます。面白いこと、新しいことを知ること、人とつながることが大好きな、41歳です!よろしくお願いします。

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