こんにちは!兵庫県姫路市に勤めるかなじぃです。
二児を出産し、育児休業中だった4年前からブログを書いています。(現在のブログ:公務員ママライターの徒然ブログ)
当時はワンオペ育児に疲れ果て、悶々とした気持ちを整理するためにニックネームを使って書き始めました。
無理をすると家族に優しくできなくなるので(笑)、無理をせず、“書きたいときだけ書く”というスタンスで続けてきたのですが、このブログを通じてご依頼いただき、先日、「紙面に執筆する」という目標を達成することができました。
今日は、この「紙面に執筆してみたい!」という目標を、どうして4年間で叶えることができたのか?について書いてみたいと思います。
きっかけは不足感だった
ブログを書き始めた理由は、まさに不足感や危機感からでした。
当時は育児休業を取得し、2歳と0歳の娘を育てながら専業主婦をしていたのですが、想像を超える毎日にすっかり疲弊していました。
0歳だった次女に、夜中3時間おきに授乳。
慢性的な睡眠不足の状態で、2歳の長女を連れて、昼間は公園や動物園、親子教室などにお出かけの毎日。
幼い上の子の手をつなぎ、赤ちゃんを抱っこして、危険がないよう目を離せない日々。。。
今思えば、気が休まる時がなく、気力も体力も限界を迎えていたこと、それから「自分は仕事をしていない」という自己否定が重なって、強い不足感を感じていたのではないかと思います。
なので、当時のブログは育児に対するアンガーマネジメントについてや、「なぜこんなに怒りの感情が湧いてしまうのか?」など、割と内観した記事を投稿していました。
読者の方は、記事に共感してくださるママさんが多かったですし、実際この時期に、ママ友もたくさんできました。
ママでしかない自分に違和感を感じた
その後、ブログを書き続けるうちに、“ママでない自分”を思い出すようになりました。
子育て中はどうしても子ども達のお世話が中心になるので、ママ友との会話は、当然「先週子どもが熱出しちゃって」とか「〇〇こども園が良いらしい」とか、子どもに関わりのある会話になります。
それはそれで楽しかったのですが、「そういえば私って、出産前はどんなことが好きだったんだっけ?」と、ふと考えるようになったんです。
そう感じてからは、毎日のお出掛け先を、子どもだけが喜ぶ場所から、母である私も喜ぶ場所に少しずつシフトしていきました。(私の行きたいイベントに行った後、子どもが行きたい公園に連れていく、なんて調整していました。)
この頃は、自分が興味のある話題について大人の方と話をするだけで、心が満たされるのを感じました。
この“人に会って話す”というのが鍵となり、現在では、私の人生で大きなキーワードである、「公務員」と「姫路」の2つの軸について、イベントに参加したり、主催したり、時間が許す限り探求を続けています。(このキーワードについては語ると長いので、ここでは割愛します。笑)
会いたい人に会いに行く
大きな転機は、本名でブログを書いているさいたま市の島田さんに会うために、家族の反対を押し切って子連れ東京旅行を断行したことでした。
育休復帰を2か月後に控え、復職してもこういった活動を続けたいと思っていた私は、当時実名でブログを公開していた数少ない(かつ界隈では有名な)公務員である島田さんに会いに行くことにしました。
(結局、子連れ東京旅行には、見かねた家族が同行してくれました^^;)
振り返ると、この出会いをきっかけに、島田さん中心に多くのチャンスを与えてくださり、昨年は公務員関係記事の執筆の機会をたくさんいただきました。
https://magazine.nimaime.or.jp/egaminoboru_1/
https://magazine.nimaime.or.jp/imamurahiroshi_1/
https://magazine.nimaime.or.jp/sakusenkaigi-kansai/
https://www.holg.jp/original-article/yonnanakai4/
我ながらよく頑張ったな~と思いますが、子ども達を寝かしつけた後、執筆に没頭する一人の時間が、何よりの癒しでした。
またこれらの記事をきっかけに、少しずつ、全国に知り合いの公務員さんが増えるようになりました。
モヤモヤするなら動いたほうがいい
「仕事をしながら、家事も子育てもして、それ以外の活動もしてるなんてすごいね!」と言われることがあります。
けれど、「ありがとうございます。でもすごくないです。」とお答えしています。
私の場合、専業主婦も向いておらず(汗)、公務員だけでも落ち着かず(大汗)、いろんな声に感情が揺れながらも、好奇心の向くままにチャレンジし続けることが、自分が一番「生きている」と感じられるのだと思います。
生駒市や神戸市はじめ、兼業容認を打ち出す自治体が少しずつ増えてきました。
人生100年、公務員でさえ、退職まで勤められるかどうかわからない時代と言われます。
もし、そんなニュースを見て少しでも心が動いたら、もしくは、今の生活にどこかモヤモヤしているなら、ぜひ興味の赴くままにイベントなどに参加してみてください。
自分の人間的な嗅覚を信じた先に、きっと、素敵な出会いが待っていると思います。
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